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はやぶさ2の目的地 1999JU3とは? [宇宙]


3日、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島
宇宙センターから「はやぶさ2」の打ち上げに成功しました。


目指すは、地球近傍の小惑星「1999JU3」です。


近傍と言っても、直線距離で3億kmです。


さすが宇宙はスケールが違います・・・。


それにしても、国産ロケット「H2A」26号機がやってくれました!


これで20回連続での打ち上げ成功です。


日本のロケット技術は世界的にもかなり高いのです。


2014年世界のロケット打上げ(10月30日現在)

回数(失敗数) 国名
===================
25回 (3回) ロシア
18回 (0回) 米国  ※2014/10/29シグナス失敗は含まず
09回 (0回) 中国
06回 (0回) 欧州
05回 (1回) ウクライナ
04回 (0回) インド
03回 (0回) 日本


ところで、「はやぶさ2」は、何故「1999JU3」を目指すのでしょうか?


というか、そもそも「1999JU3」とは何なのでしょうか?


「1999JU3」は、1999年5月にリンカーン研究所の観測プログラム
により発見された地球近傍の小惑星の一つです。


「1999JU3」とは、小惑星センターへの正式登録までの仮符号であり、
「イトカワ」などのような名称がつけられるまでの仮の呼称なのです。


ちなみに、「1999」は1999年、「J」は5月前半、「U3」は95番目に
発見されたことを表しています。


「1999」は、有機物や水がある小惑星といわれています。


直径が約920mで、サトイモのような形状をしており、地球から
3億kmほど離れたところにあります。


これは地球と太陽の距離の2倍に相当する距離です。


しかも、最短距離で向かうわけではないので、総航行距離は
50億kmを超えるとされています。


もはや想像不可能な距離です・・・。


その小惑星の探査が「はやぶさ2」の主目標となります。


今後、「はやぶさ2」は、2018年に「1999JU3」に到達し、岩石などを
採取して2020年末に帰還する予定だそうです。


行きにかかる時間に比べ、帰りの時間が妙に早い気もします。


これは、往路は地球軌道から小惑星を追いかけることになる上、
小惑星の引力が小さくて引力を利用出来ないからです。


一方、復路は太陽系内側に進むので楽な上、地球の引力も利用
出来るのです。


宇宙って難しいです・・・。


それでは、「はやぶさ」と「はやぶさ2」の目的は何が違うのでしょうか?


先代の「はやぶさ」は、技術の確立が第一の目的でした。


イオンエンジンを利用した惑星間の航行技術の習得が目的だったのです。


イオンエンジンは地上では一円玉を軽く揺らす程度のパワーしかないのに、
真空無重力では毎秒30万Kmでの航行を可能とする謎のエンジンです。


しかも、燃費がよく、全開で何年間も噴射できる特性を持ちます。


「はやぶさ2」は、燃料のキセノンガスを60Kgも積んでいます。


今回は、技術の確立が目的ではなく、小惑星探査が主目標ですから、
失敗は許されないのです。


今回のミッションに成功すれば、地球の有機物のどの程度が宇宙に由来し、
どのように生命の材料となったのか理解が進むでしょう。


楽しみです!







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